ASUS、Core i7対応の“オーバークロッカー向け”microATXマザー「Rampage II GENE」

» 2009年03月19日 11時46分 公開
[ITmedia]

 ASUSTeKは3月19日、“ゲーマー向け”シリーズ「R.O.G.」にエントリーされるハイエンド仕様のmicroATXマザー「Rampage II GENE」を発表、本日より出荷を開始する。価格はオープン、予想実売価格は3万3000円前後。

photophoto Rampage II GENE

 Rampage II GENEは、チップセットとしてIntel X58+ICH10Rを採用したLGA1366対応のmicroATXマザーボードで、強力なマルチフェーズ電源回路を装備したハイスペックモデル。CPUとして8+2フェーズ電源回路を搭載したほか、チップセット向けに2フェーズIOH電源回路を、メモリ用に2フェーズメモリ電源回路を搭載しており、オーバークロック時などにも安定した電力供給が可能となっている。

 そのほか、オーバークロック向けの機能を多数搭載。CPU名を選択するだけで自動オーバークロックを行える「CPU Level Up」や、メモリ規格を選択することでメモリのオーバークロック設定ができる「Memory Level Up」を装備したほか、POSTの進行状況をチェックできる液晶デバイス「LCD Poster」も付属している。

 メモリスロットはDDR3スロット6本を装備(DDR3-2000/1800/1600にはオーバークロックで独自対応)、最大24Gバイトを搭載可能。拡張スロットはPCI Express 2.0 x16×2、PCI 2.0 x4×1、PCI×1で、CrossFire X/SLIに対応した。また、サウンド出力用として、8チャンネルHDオーディオ出力対応のオーディオチップ「SupremeFX X-Fi」をオンボード搭載している。

バックパネルインタフェースはUSB 2.0×6、IEEE1394a×1、eSATA×1、ギガビット対応LAN×1、PS/2(キーボード用)×1、およびCMOSリセットスイッチなどを備えた。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年05月15日 更新
  1. 新型「iPad Pro」が見せる未来の夢と「iPad Air」が見せたバランス感覚 実機を試して分かったiPad購入ガイド (2024年05月14日)
  2. ワコムの有機ELペンタブで快適手書きメモライフ! 絵描きではないビジネスパーソンが「Wacom Movink 13」を試したら (2024年05月14日)
  3. ASUSが「新しいAI PC」を5月21日午前3時(日本時間)に発表 Snapdragon X搭載? (2024年05月13日)
  4. 使って分かったM4チップ搭載「iPad Pro」のパワフルさ 処理性能とApple Pencil Pro/Ultra Retina XDRディスプレイ/新Magic Keyboardを冷静に評価する (2024年05月14日)
  5. Intel ArcにARCTIC水冷キットにマウスに! 白と黒が選べる新製品が多数登場 (2024年05月13日)
  6. 新型「iPad Pro」がM3チップをスキップした理由 現地でM4チップ搭載モデルと「iPad Air」に触れて驚いたこと (2024年05月09日)
  7. 「M4チップ」と「第10世代iPad」こそがAppleスペシャルイベントの真のスターかもしれない (2024年05月10日)
  8. FMVの富士通クライアントコンピューティングが2種類の周辺機器を発売 「27型ワイド4Kディスプレイ」と「ワイヤレス静音キーボード」 (2024年05月14日)
  9. シャープ初の社内スタートアップは成功できる? 波瀾万丈のAIoTクラウドが目指す道 (2024年05月13日)
  10. ベンキュー、広い範囲を照らせるディスプレイ装着型デスクライト (2024年05月13日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー